一瞬の逆襲劇

どうでもいい話なんですが、自分、小1から小6まで少林寺をやっておりました。
とはいっても自分の中で「親にやらされてる感覚」が大きくて、不真面目に、テキトーにやっておりました。
小1の時にデュエル・マスターズのカードがはやってて、80枚持っていったのを帰ってみれば11枚しか残っておらず、犯人は男子部屋でなんとか・リヴァイアサンとか言うカードの争奪戦を繰り広げた末に俺に敗れた、(ジャンケンかなんかだった気がする)確か名前を越智しんすけとかなんとかいった俺より1つ2つ上の野郎といわれていたが、本人は真っ向から否定した。
俺は今でも奴だと思ってるがね。あんな奴は死ねばいい。
おっと、心の声が出てしまった。
でも逆襲劇はそれじゃない。
実際問題、道場で師範代(?)による15分以上に及ぶ窃盗の問題についての説教があり、その上その人にデュエル・マスターズ1〜9(確かそこまで出てたシリーズ)1パック、関係ないけど遊戯王1パック×3つをわざわざ俺の自宅まで持ってきてくれた。
お返しもあげたけど、やっぱ時間が出来たらもっかい行って見ようかなぁ。(大丈夫か?)



前振りが長過ぎたけど、ここからが本題。
その道場に、俺より1つ上の同姓のなぜか知らんサディストな同年齢の女子(なぜサディストか、なぜなら俺はソイツによく泣かされた、だが俺はマゾではない)に「少女マンガ」という謎のあだ名を付けられた男子がおって、どうにかこうにか知らんがおれに子とあるごとにちょっかいをだしてきよる。(身体的な痛み)
それもまわりに気づかれぬように、あの狐野郎め。
例えば・・・よく覚えてないが、ふっと殴ったり、けったり、そんな感じだった気がする。
それである日、俺たちは帯順に並び(だらだらでも6年間もあったら茶帯にはなれた、思えば当時の自分は何をやってたんだろうね。ちなみに奴も茶帯だった、メッチャ薄かったので何色?とか言ってからかった覚えも)奴はおれの後ろだった。
当時は全盛期だった俺の頭(泣)(←当社比)ン中では、コイツはゼッタイ方の途中で偶然を装って当ててくるに違いない。という結論に至り、それが実現するのは想像に難くなく、また実際にそうなった。しかも何回も。
俺は試合前の調整用のサンドバックじゃないぞ、後ろにあるのを殴ってこい。
とは当時の俺も考えはせず、ただひたすら我慢してた。
が、俺も(一応)人間である。ついに我慢の限界がとかれちゃったわけだ。



少女マンガの けり こうげき!



エービィは がまん している



少女マンガの つき こうげき!



エービィは がまん している



一応師範「五!六!」(何故一応かと言うと、他ならぬコイツが前述した越智しんすけ(けいすけだったっけ?)の父親だからである)



エービィの がまんが とかれた!



刹那、エービィこと俺は奴のわき腹に強力な一撃を見舞った。(今更だけどあの型は五で後ろ向いて突き、六で蹴りというものだった・・・ハズ)
奴は崩れ落ちた。
ありゃ、そんなにきいた・・・?

やりすぎちゃいました(周りからの俺への視線的な意味で)



一応師範「どした?」
うわ〜アイツもくんのかよ・・・くんなよ・・・。帰れ・・・というか還れ・・・。
しかし、以外にもそいつは俺が全力キック(当時)を放ったのを吐かず、ただ首を振って「なんでもない」と言う意思を伝えただけでした。
アレはなんだったのか・・・?



という今でも思い返すとちょっとスカッとする話(個人的に)でした。